2026/03/05 13:45
世界でたったひとつのテキスタイル
「AJI STONE FABRIC」

香川県高松市・庵治町(あじちょう)
世界に誇る「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれる庵治石の産地です。
私の日常は、嫁ぎ先の石材会社。
堅く・冷たく・けれども何千万年も変わることにない芯の強さ」を持つ石を見つめる日々でした。

そんな私の転機がありました。
2015年のある日のこと。
洋裁が好きで独学ではありましたが子供服や、小物を作ることが日々の息抜きの私です。
神戸にある大好きな生地屋さん『CHECK&STRIPE』さんを訪れた時でした。
そこに広がる美しい布の世界、穏やかな空気。。。。
「ずっとこの空間に居たい。私はこんなにも生地が好きで、洋裁が好きなんだ!」と
心が震えるほど感動したことを今でも鮮明に覚えています

その震えるような喜びが私を突き動かしました。
49歳を前にして吉田愛服飾専門の門を叩き、3年間無我夢中で針と糸を動かしました。
家族や仕事のために自分を後回しにしてきた私が、ようやく「自分のための時間」を
取り戻し、世界が輝いて見え始めた瞬間でした。
学校ではたくさんの生地に触れ、家に戻れば
そこにあるのが当たり前のような庵治石の景色。
あっ…。
『この力強い石の模様が、もし、あの時の私を包んでくれたような柔らかい布になったら~』
2016年服飾専門学校1年生のときでした。
そんなヒラメキから時がたち学校を卒業。
どうしても庵治石模様の生地が作りたくて
試行錯誤、何度も試作を繰り返し、
試行錯誤、何度も試作を繰り返し、
2019年にAJI STONE FABRICは誕生しました。
最初はお墓参りに行く方を想って作ったバッグ。
それは、大切な人を想う優しさと自分自身のルーツである石の誇りを形にしたものでした。
最初に作ったバッグです

今、この生地を見つめて思うことがあります。
石のような「揺るぎない芯の強さ」と布のような「すべてを包みこむ柔軟さ」。
この2つが自分の中にあったら…。
幼いころの自分を抱きしめるように。
遠くにいる大切な人を想うように。
AJI STONE FABRICがそんなあなたの強さと優しさを象徴するシンボルとして
そばに寄り添える存在になればと思っております。

