2025/04/23 15:56

四国八十八カ所めぐりに行きたい!!

でもどんな服装がいいの?

お遍路の服装について、以下の2つのスタイルをご紹介します。




1. 昔ながらの伝統的な装い


これは本格的なお遍路さんの装いで、気持ちを引き締めたい方におすすめです。

・白衣(はくえ)
巡礼者の正装。白は清浄の意味があり、亡くなってもそのまま弔われるという覚悟の表れ。


・輪袈裟(わげさ)
肩にかける袈裟。簡易的な僧衣のようなもので、礼儀として着用されます。

・菅笠(すげがさ)
笠には「同行二人」などが書かれ、弘法大師と常に一緒にいることを表現。日除けにもなる。

・金剛杖(こんごうづえ)
弘法大師の象徴ともいわれ、共に歩く意味を持つ。

・ズボン
動きやすいズボン。

・わらじ or スニーカー
伝統的にはわらじですが、現代では歩きやすいスニーカーも一般的。




2.日常とつながる「街着寄り」のスタイル


「いかにもお遍路」という服装ではなく、普段着に近いけれども、意味や機能を備えた服装が理想です。

お遍路=「心と身体を整える旅」

「修行」や「宗教」的なイメージを前面に出しすぎると距離を感じてしまう人もいます。
むしろ、今の時代に必要な“整える旅”として気軽に行って楽しんでもらうことが大切なのかもしれません。



【おすすめコーディネート】

・吸湿速乾のTシャツ
歩くと汗をかくので、機能性のあるウェアが快適です。白系を選ぶとお遍路の雰囲気に合います。

・パーカーやウインドブレーカー
朝夕は冷えることも。防風・防寒対策に。

・ストレッチパンツ
動きやすく、乾きやすい素材が◎。

・スニーカー or トレッキングシューズ
長距離を歩くならクッション性の高い靴が必須。

・小型リュック
飲み物や納経帳、朱印帳などを入れるのに便利。

・お遍路グッズ(輪袈裟、金剛杖)
カジュアルな服装でも、これらを加えると「お遍路感」が出て気持ちが整います。
下記で商品をご紹介します!



【プチポイント】
• カジュアルスタイルでも「輪袈裟」だけつける方も多いです。

• 一部の霊場では、白衣の着用で参拝の意識がより深まるという声もあります。

• 最近では、モダンな白衣風シャツや、アースカラーの旅服なども人気です。

弊社のお遍路グッズも紹介